中断していた築山作りを再開しました

庭造り

先月の中旬にスタートさせたツツジやサツキの刈り込み作業が概ね終了しましたので、作業を中断していた築山作りを再開することにしました。

例年であれば梅雨入りするまでにサツキの刈り込み作業も終えていたと思うのですが、今年の場合はゴールデンウィーク以降もあまり気温が高くならなかったからなのか開花時期が遅く、梅雨入りした今でも咲き終えていないサツキが残っている状況です。

では、こちらの写真のツツジやサツキの作業状況からご紹介したいと思います。早く咲き終えるのはツツジになりますので、まだ花が咲いている左手前のサツキは後にして、右手側と中央奥にある大きくなり過ぎてしまったツツジの刈り込みから作業を進めて行きます。

まずは右側にあるツツジの刈り込み作業を先に終えて、中央にある大きなツツジの刈り込みに取り掛かったところになります。こちらは下から手が届かない程の大きさになっていましたので、思い切って上部に伸びた枝を70~80センチほど刈り込んでみました。

これで高さ的にはかなり低くなり、前回もご説明した通り丸く球状に刈り込んでいたものを半円形のお椀を伏せたような形に変えながら作業を進めていますので、それなりに目標に近い形になってきたのではないかと思います。

尚、前回の作業で刈り込んだツツジの場合、内部にある枝からもある程度の葉が出てきていましたので、そのまま形を整えてしまったのですが、このツツジの場合は刈り込んだ量が非常に多かったこともあり、上部には全く葉がない状況になったため、新芽が出てきたことが確認出来るまでの間はこのままの状態で放置して様子を見ることにしました。

続いてはこちらのサツキの刈り込み作業です。以前の作業でハナミズキを植えた場所の隣になるのですが、花が咲き終わって池作りをしていた頃に比べるとかなり大きくなりましたので、こちらも半円形になるように形を整えて行きます。

この写真が作業後の状況になります。今回の作業ではまだお椀を伏せたような形には到達していませんので、地面に近い部分の枝葉がもう少し伸びてくるのを待って、来年の作業で形を整えたいと思っています。

こちらは最初に刈り込み作業を行ったツツジになります。作業から数週間が経過したところで深く刈り込んで葉が無くなっていた枝からも無事に新芽が出てきましたので、作業を途中で止めていたツツジも刈り込み作業を先に進めることにしました。

こちらの写真が刈り込み作業を終えた状況になります。手前側にあるサツキも刈り込みを済ませましたので、全体的に形が整ってきたのではないかと思います。

まだ上部には葉がないツツジやサツキばかりですので見た目は良くありませんが、来年の春に花が咲く頃にはそれらしい感じになるのではないでしょうか。

こちらは前回の作業時にまだ花が咲いていなかったため後回しにしていたサツキになります。こちらも形を大きく変えるために深く刈り込みましたので見た目が悪くなってしまいましたが、梅雨が明ける頃には新しい葉も出てきて不自然さも無くなるのではないかと思います。

尚、このサツキの奥側にあるイチイの木についても毎年この時期に刈り込み作業を行ってきたのですが、調べてみると秋頃に剪定した方が良いとのことですので、今年は9月頃に行う予定です。

まだ花が咲き始めたばかりのクチナシや写真の中央に写っているスイリュウヒバの剪定作業などが残っているのですが、これでツツジやサツキの刈り込み作業は概ね終了となりましたし、築山作りを進めている場所に運び込んだ枝葉の量もかなり増えて来ましたので、畑から土を運び込む作業を再開したいと思います。

こちらの写真が築山作りを進めている場所に刈り込んだ枝葉を運び入れた状況です。早くに運んだものは茶色く枯れてきており、その上に新たな枝葉を順次積み重ねている状況です。

運び込んだ枝葉が完全に枯れるのを待っていると冬が来るまでに作業が終えられなくなってしまいますので、この写真の手前側から順に運び込んだ枝葉の上に土を被せて行きます。

現時点ではまだ枝葉が沈み込んでいませんが、梅雨の間に何度か雨が降ると土の重みで徐々に沈んで固まって来ると思いますので、その時点で築山の高さを改めて確認して、低いようであれば今後の作業で出てくる枝葉の追加や畑の土の補充で全体を整えたいと考えています。

今日は朝からまた雨が降っていますので作業が出来ませんが、昨日の時点ではまだ赤い丸印の範囲しか土が入っていませんので、作業を終えられるのはまだまだ先になりそうな感じです。

雨の力を借りないとなかなか地面が固まりませんので、何とか梅雨が明けるまでに運び込んだ枝葉が見えなくなる状態にまで持って行きたいと思っているものの、畑から土を運ぶ作業はそれなりに重労働ですし、週明けからは気温も高くなるという予報ですので、体調を考えながら熱中症にならないように十分注意をして作業を進めたいと思います。