今年も庭のツツジや一部のサツキが咲き終わり、刈り込み剪定の時期がやってきました。毎年この時期に作業を始めて、梅雨入り前くらいには終了出来るようにしています。

こちらの写真は数年前に刈り込み作業をした時の状況になります。これまではどのツツジやサツキもこのように全体が丸くなるような感じで刈り込んで来たのですが、今年からは少し雰囲気が変わるように刈り込む形を変えてみたいと思っています。

目指せ足立美術館の日本庭園ということで、こちらの写真のようなレベルには絶対に到達することは出来ませんが、ここの日本庭園はお気に入りの一つでもありますので、可能な範囲でこの庭園の綺麗に刈り込まれた姿を真似て作業を進めてみたいと考えています。

こちらの写真はツツジが満開だった頃に撮影したものです。昨年もかなり刈り込んだつもりでいたのですが、ここに停めてある妻の車と比べてもかなりの大きさに成長してしまっています。

では、まず初めに先ほどの写真の右側に写っていたこちらのツツジから刈り込んで行きたいと思います。いつもは電動の生垣バリカンを使って作業を行っていますが、今回は高さを50センチくらい低くしたいと考えていますので、太い枝の部分は刈り込みハサミを使う必要がありそうです。
尚、今回の作業では、このツツジの裏にあるサツキも一緒に刈り込むことにしていますが、手前に写っているサツキについてはまだ咲き始めたところですので、花が終わってから改めて作業を行う予定にしています。

こちらが作業後の写真になります。特に上半分はかなり刈り込みましたので葉がない状態になってしまっていますが、ツツジの場合はすぐにまた新しい芽が出てきますので、このまま枯れてしまうような心配は無いかと思います。
とりあえず足立美術館の庭園をイメージしながら半円形のお椀を伏せたような形を目標に刈り込んでみました。思いとしては高さをもう少し低くしたかったところなのですが、中の方にある古い枝はかなり太くなっていて刈り込みハサミやノコギリを使っても切断が大変でしたので、今年はこの程度で済ませることにしました。残念ながら足立美術館には程遠い感じです。

続いてはこちらの写真の左右にあるツツジと、この写真には写っていませんがその間にあるサツキの刈り込み作業に入ります。
写真の中央手前にも丸く刈り込んだサツキがありますが、こちらはまだ花が咲いていない状況ですので、一連の作業の最後くらいに形を整えたいと思います。この形状からお椀を伏せた形へと変形させるのは容易ではありませんので、完成形は数年後になるのかと思います。

まずは右側のツツジの刈り込みが終了しました。最初に作業を行ったツツジに比べるとかなり低くなったとは思うのですが、なかなか頭の中でイメージしている形には到達しませんので、何年かに渡って少しずつ形を整えて行くしかないのかと思います。

こちらはカーポートに近い方のツツジを刈り込んでいる途中の写真になります。まだ上部に伸びた枝が残っていますが、これくらい刈り込むと太い枝は25~30ミリ程度の太さになってきます。
電動の生垣バリカンでは作業が困難なため、ノコギリを使って端から順に少しずつ切断して行くという地道な作業を繰り返しました。

先ほどの写真とは撮影する位置が異なりますが、こちらが作業後の状況になります。このツツジについては、昨年の土留めブロックとフェンスの設置工事の時に支障となる部分をかなり刈り込んであったのですが、高さ方向についてはそのままになっていましたので、これまでの作業の中でこのツツジの刈り込みが最も大変だったのではないかと思います。

こちらの写真は最初にご紹介した数年前の作業状況と比較するために同じような場所から撮影したものになります。数年前や作業前の状態に比べてかなりコンパクトになったと思います。
これまで数えてみたことは無かったのですが、ツツジとサツキを合わせると庭には50本ほど植えてありましたので、これからしばらくこの作業が続くことになります。形を変えるために例年の刈り込み作業よりも時間を要していますが、花が咲き終わったものから順に着手の予定です。
残念ながら今日は朝から雨が降り続いているため作業が出来ませんので、この続きはまた明日以降に頑張りたいと思います。尚、刈り込み作業で出た枝葉については、築山作りを進めている場所に運び込んでいますので、そちらの状況もまた機会があればご紹介させて頂きたいと思います。