庭の一部に芝生を貼ったのは今から14年ほど前の2011年のことになります。以降、芝刈り作業や目土の追加、周辺の手直しなどを重ねながら現在に至っています。残念ながらいつも手抜き作業のため未だに綺麗な芝生にはなっていません。

こちらの写真は4年前の2021年に手前側の部分だけ芝生エリアを拡張した時のものです。この時は写真の左側にある通路部分の手直しに合わせて作業を行ったもので奥側には手を付けていません。
新しく貼った芝生マットの上に砂が入れてあるため分かり辛いですが、三日月状の箇所がこの作業で拡張した部分となっています。

この写真が現在の状況です。拡張した赤い丸印の箇所の芝生も成長して古い芝生との境目は分からない状態になっているのですが、気になっていたのは手前側だけが広くてその奥は狭い状態のままという歪な形をしていることでした。
写真だとその違和感をお伝えすることが出来ないのですが、今回はそれを解消するために青い丸印の箇所の芝生も少し拡張することで全体的なバランスを整えてやることにしました。

文章で書くと簡単な作業のように思えてしまうのですが、芝生エリアと真砂土部分の間にはプラスチック製の土止めストッパー(仕切り板)が埋め込んでありますので、それが取り出せる深さまで土を掘って手前側から順にストッパーの位置を変更して行きます。
また、ストッパーに沿って一部だけですがレンガを並べていましたので、合わせてその位置を変更してやる必要があるため一旦取り外します。

こちらの写真が土止めストッパーの位置を変更してレンガを並べ直した状況です。作業前に比べて広げた範囲はそれほど広くはありませんが、手前側から続く曲線が自然になって感じていた違和感も解消することが出来ました。

広げた部分に貼る芝生マットはホームセンターで調達して来ました。ここに元々使用していた芝生は姫高麗芝だったのですが、前回の拡張時には入手することが出来なかったため少し品種の異なる高麗芝を使用することになりました。
高麗芝の方が丈夫で管理も楽なのだそうですが、見た目は姫高麗芝の方が綺麗で葉も柔らかい感じです。貼った当初は葉の大きさなど見た目の違いが少し気になったのですが、数年後にはそれぞれの品種が広がって違和感は無くなったようです。今回は姫高麗芝を購入してきましたので、以前のようなことはないと思っています。マット10枚が一束で767円でした。

広げた部分を貼り終えたところでマット6枚を使いましたので、残りの4枚は窪みが出来て芝が荒れている箇所や雑草が多く広がっている箇所などの貼り替えに使用しました。

後は既存の芝生やマット同士の間に出来た隙間に目土(砂)を入れて作業終了です。以前の拡張時には貼った芝生が隠れるくらいの目土を入れたのですが、日光が当たらないと新しい芽が出るのに時間を要するようでしたので、今回は隙間部分を埋める程度に留めています。

全ての作業を終えた時点では、日差しがカーポートの屋根で遮られて見辛い写真になってしまいました。この後しばらくは水やりを欠かさないようにして、新しい芝生が伸びてきた時点で芝刈りを行って全体を整えたいと思っています。
今日は朝から雨が降り続いていますので、昨日の時点で作業が終えられたのはなかなか良いタイミングだったのではないでしょうか。尚、芝生マットがホームセンターで販売されているのはゴールデンウィーク前後と秋頃だけかと思いますので、芝生を貼る作業を考えておられる方は早めに購入された方が良いかもしれません。