前回の更新が2010年10月ですので約10年振りのことになります。このページを更新することはもう無いと思っていたのですが、自宅のリフォームに向けて不用品の整理を進める中で、この尺八の存在が気になるようになりました。
これまでに何度となく挑戦はしてみたものの安定して音を出すことが難しく、ここ数年は棚の奥深くに仕舞い込まれたままの状態でした。
部屋の整理中に時折聞こえてくる尺八の音色に気付いた娘が、と書いてみたいところではありますが、スースー音が耳障りだった娘がこちらの写真の本を買ってくれました。昨年発売されたばかりのもので「尺八を五つの音だけで吹く本。」というタイトルが付けられています。
前回の更新時に言い訳として書いていますが、穴が表に4つと裏に1つ、合計5つしかありませんので、本の表紙にも書かれているように基本はレ、ファ、ソ、ラ、ドの五つの音しか出せません。
この本には、尺八の持ち方や吹き方などの基本的な部分から装飾と呼ばれるテクニック的なものまで詳しく解説されていますので、まずは基本の部分からやり直してみたいと思っています。
本の後半には練習用の楽譜も多数掲載されています。そもそも音符が真面に読み取れないという問題を抱えていますので、その克服からの再スタートになりそうです。