練習を始めて数ヶ月が過ぎましたが、何とか音が出るという状況にはなったものの、とても演奏というようなレベルには達していません。
リコーダーは息さえ吹き込めば誰でも音を出すことができますが、尺八の場合、斜めに切り落とされただけの形状のため、そのまま息を吹き込んでもスースー言うだけで全く音は出てくれません。
また、写真では判りづらいかもしれませんが穴は表に4つと裏に1つ、合計5つしかありません。
この組み合わせだけでド、レ、ミ、、、と演奏するだけでもそれなりのテクニックが必要になってきます。上達できない言い訳を先に長々と書いてしまいましたが、何か簡単な曲で十分なのでせめて1曲だけでもマスターしたいと考え、初心者向けの楽譜を買ってきました。
尺八の楽譜は、流派によって多少の違いはあるそうですが、五線譜ではなく、ロ、ツ、レ、チ、リ、、、などのカナと記号の羅列で書かれており、初心者には意味すら理解が出来ません。ということで、今回の購入品は尺八用ではありますが一般的な五線譜で書かれたものになっています。
これで何とかなると思っている『たぬきおやじ』ではありますが、残念ながら音が出せるようにならないと何ともなりません。この楽譜が活躍出来るように頑張って練習を続けたいと思います。