土留めブロック工事の後始末と庭の手直し

庭造り

先月の中頃から始まった土留めブロックとフェンスの設置工事も無事に終了しましたので、周辺の後始末と庭の手直し作業を始めました。

こちらの写真は以前にもご紹介した工事後の状況になります。土留めブロック周辺の埋め戻し用に使った真砂土が少し余ったため、ここに残してもらっていました。まずはこの真砂土を使って庭の手直し作業を進めて行きます。

まず初めに手を付けたのはこちらの場所になります。赤い丸印のところに置いてあるこの石は土留めブロックの工事に伴って隣接地との境界から搬出したものです。重くて移動するのも大変なためとりあえずここに仮置きをしていました。

こちらも以前にご紹介した写真と同じものですが、元々はこの赤い丸印のところにあったものになります。このままでは掘削工事が進められないため、どこか別の場所に運び出す必要があったのですが、比較的小さな石でもそれなりの重量があって少し動かすだけでも重労働です。

写真の撮り方が悪くて分かり辛いですが、この赤い丸印の左側にある柊は先ほどご紹介した写真の右側に写っている木と同じものですので、1.5メートルほど動かしたところで挫折した感じです。

更に移動が大変だったのがこの写真の手前に写っている大きな石です。こちらはどう頑張ってみても人力では動かなかったため、工事開始後に重機を使って移動させてもらいました。

今回の作業で使用するのがこの重機で移動させてもらった大きな石になります。仮置き中の写真を撮り忘れてしまいましたが、写真の左手にあるツツジの裏側あたりに置いてありましたので、そこからここまで運び出しました。もう重機はありませんので人力で数センチずつ動かしました。

石の前に植えてある南天の周囲には小さ目の石を並べ、その中には作業前にこの辺りに敷いていた砂利を入れています。尚、土留めブロックの工事に着手する前にここに仮置きしていた石については既に別の場所への移動が完了しています。

最後に石の周辺にも真砂土を追加してここの手直し作業は終了です。これまでは土留めブロックの工事に伴って掘削した箇所だけに真砂土が入っていてここは荒れた感じでしたので、これで少しは見た目も良くなったかと思います。

工事後に残してもらっていた真砂土もそれなりの量があると思っていたのですが、厚さ数センチで敷き詰めるだけでもすぐに無くなってしまうため、軽トラックの荷台に半分程度の真砂土を追加で搬入してもらいました。この写真は既にある程度使用した後の状況で、この倍以上の量はあったと思います。

ホームセンターで袋詰めのものを購入することも出来ますが、18キログラム入りで300円弱の価格ですので、僅かな量でないのであればどうしても割高になってしまいます。

ここから先は土留めブロックの工事とは全く関係がありませんが、追加の真砂土が手に入りましたので、以前に手入れを行った箇所を対象に手直し作業を進めて行きます。

この写真は昨年の夏頃に畑から運んだ土を積み上げて築山を作った箇所になります。階段状の園路のような雰囲気にはしてありましたので、今回はここに更に畑から土を運び込んで築山をもう少し高くしてみました。これまでよりも10センチ程度は嵩上げされたと思います。

もう少し高くしたいという思いはあるのですが、畑との間を数往復しても運べる土の量は僅かしかなく、体力的にもこれ以上積み上げるのが難しくなってきましたので、最上段以外に真砂土を入れてとりあえず本日は作業終了となりました。

この後、雨が降れば土が締まって築山が低くなりますので、可能な範囲で更に土を追加して仕上げたいと思っています。

続いての作業箇所はこちらになります。先日のリフォームでサッシの交換を行った箇所の前にある小さな庭です。ここにも以前はタマリュウが植えられていたのですが、庭のあちこちで広がり過ぎてしまって手に負えなくなりましたので、昨年、他の箇所の撤去作業に合わせてここのタマリュウも撤去が完了しています。

その後は適当に整地だけ済ませてあったのですが、全体的に荒れた感じになってしまっていましたので、ここにも表面に数センチだけ真砂土を追加してみました。作業前の写真はありませんがそれなりに綺麗になった感じです。

最後はこれまでにも何度かご紹介している芝生の部分になります。この写真の左側は数年前に芝生エリアを拡張した箇所になるのですが、年数の経過に伴って地面が下がってきましたので、ここにも真砂土を追加してみました。

ホームセンターでは芝生専用の砂も販売されていますが、それなりに高価ですので真砂土や一般的な砂でも十分だと思います。今は真砂土が芝生の表面を覆ってしまっていますが、雨が降って芝生が成長してくれば全体的に緑色に変わってくると思います。

ここ数日は庭のサツキが満開の時期を迎えています。この花が終わる頃には今年もまた庭木の剪定作業が始まります。暑さも厳しくなりますので熱中症に注意しながら頑張ります。