これまでの作業で雪見灯篭側のタマリュウの撤去が終わりましたので、続いて松の木側の撤去作業に入ります。作業方法は同じですので掘り起こしながら裏返して行くだけです。
前回もご紹介したとおり松の木の周囲には白い化粧砂利が敷かれていますし、手前側にある沈んで低くなった飛び石の嵩上げも必要ですので、まずはこれらの作業を先に済ませます。
ここに飛び石を並べたのは2012年1月のことですので、年月の経過と共に徐々に土の中に沈み込んでしまったようです。
本来の施工方法としては高さを決めてモルタルで固定するのでしょうが、趣味の範疇で適当に土の上に並べているだけですので、配置の変更や高さの調整も簡単に行うことが出来ます。
まずは周囲の砂利を移動させた後、飛び石を持ち上げて下に土を追加することで適当な高さに調整してやります。尚、追加した土も石の重みで圧縮されて少し沈みますので、その分を見込んで高さを決める必要があります。
四角い飛び石の高さ調整が終わったところで、この石に合わせて隣の丸い飛び石も順に嵩上げして行きます。位置は変えていませんが、四角い飛び石は雰囲気を変えるために配置を少し変更してみました。
作業後の状態がこちらになります。写真では作業前との違いが分からないかもしれませんが、砂利の表面から僅かに飛び石が出る感じになったかと思います。
続いてはタマリュウの撤去作業に入ります。松の木の周囲にあった白い化粧砂利も取り除きましたので、タマリュウを端から順に掘り起こしながら裏返して行きます。
また、以前に比べてサツキが大きく成長したことで左側に置いていた庭石に被るようになってきましたので、石の位置を右側に移動させてやりました。
作業内容は単純ですが、サツキの根元部分にもタマリュウが広がっているため全てを撤去するのはなかなか大変な作業です。
こちらが本日の作業後の状況になります。雪見灯篭周辺の時と同様に裏返しにしたタマリュウの根の部分で覆われている状態ですが、緑色の葉が枯れて茶色くなった時点で雪見灯篭の周辺を含めて畑の土を追加して整地を行う予定です。
別の角度から撮影してみた状況がこちらです。この写真の右側にある園路の幅を少し広くするためにタマリュウの撤去に合わせて築山を僅かに小さくしてみました。
園路に敷いた砂利は作業前のままの状態ですので、築山側の整地が終わった段階で園路にも砂利を追加して整えたいと思います。