先日、長期に亘った松の木の剪定作業がようやく終了しましたので、続いては雪見灯篭周辺に繁茂しているタマリュウ(玉竜)の撤去作業に着手しました。
こちらの写真は雪見灯篭の横にある園路の手直し作業を行った時のものになります。とりあえずは園路側に広がっていたタマリュウを撤去したものの、雪見灯篭やその奥にあるサツキの周辺は伸び放題の状況になっています。
こちらの写真は先程の雪見灯篭の左方向から撮影したものです。猛暑で枯れてしまったタマリュウもありますし、雑草も生えていて汚庭(おにわ)状態になっています。
当初は、伸びて広がった部分のタマリュウの撤去と除草程度を行うつもりで周辺の砂利の移動から始めたのですが、全体的に荒れた感じになっているのが目立ちますので、思い切ってタマリュウは全て撤去してしまうことにしました。
まずは雪見灯篭やサツキの周囲からタマリュウを撤去して行きます。久し振りに灯篭を分解しましたが、火袋(ひぶくろ)の部分に足長バチが何匹も入っていてビックリさせられました。
スズメバチのように凶暴ではありませんので刺激しなければ刺してくることはありませんが、この時期はツツジやサツキの中にも巣があったりしますので注意が必要です。
タマリュウに埋もれてしまっていた庭石は一旦掘り起こして並べ直しました。この写真は石の上に灯篭の脚の部分を載せて水平状態を確認しているところです。
掘り起こした部分の土はまだ十分に固まっていないため、雨が降った後に沈んできますので、その分を見込んで前後左右の高さを調整したつもりです。
今回の作業後の状況になります。灯篭の後ろの部分には庭石を三つ並べてみました。残念ながら形の良い石ではないため見た目は今一つという感じです。
撤去したタマリュウについては、廃棄してしまうと全体的に土が不足しますので葉の部分を裏側にして築山部分に積み重ねてあります。ここには除草剤も散布しましたので枯れてきたら土と一緒にして整地する予定です。
こちらは別の角度から築山部分を撮影したものです。左手前に緑色の支柱が写っていますが、ここにはタマリュウの撤去作業中に出てきたクレマチス(テッセン)を移植しました。
今の段階では築山全体がタマリュウの根の部分で覆われていて作業前よりも汚い感じではありますが、来年の春頃にはそれなりの状態になるのではないかと思います。
これで雪見灯篭側のタマリュウの撤去は終了しました。続いては松の木の周辺にあるタマリュウの撤去作業に入って行きたいと思います。
松の木の周りには白い化粧砂利が敷かれているため、まずはこの砂利の撤去から始める必要がありそうです。また、この写真の手前側にある丸い飛び石も沈んで低くなっていますので、嵩上げ作業も合わせて実施したいと考えています。