広がり過ぎたタマリュウの撤去と庭石の配置見直し

庭造り

今日は朝から雨が降っていて残念ながら庭仕事が出来そうにありませんので、昨日までの作業状況を簡単にご紹介しておきたいと思います。

今回は広がり過ぎてしまったタマリュウ(玉竜)の撤去作業と庭石の配置の見直しです。松の木の剪定作業に戻る予定にしていたものの、荒れた感じが気になるため先に済ませることにしました。

こちらが今回の作業箇所になります。今年の夏は暑さが厳しく雨があまり降らなかったこともあり葉が茶色くなったタマリュウが目立ちますが、これで枯れてしまうことはなく、これからまた葉がどんどん伸びてきます。

タマリュウはアクセントとしてワンポイント的に使うのには良いのですが、放置するとどんどんと広がって行ってしまうのが難点です。ここも以前に比べると砂利敷きの部分にまで広がり過ぎてしまった感じです。

こちらの写真は初めてこの辺りの整備を行った時のものです。切り石や丸い飛び石が白くて綺麗な状態です。作業時期は2008年4月でしたのでもう15年も前のことになります。

反対側から見るとこんな感じです。この時はまだタマリュウが周囲に植えてあるだけで中央にある少し大きな石の周りには化粧砂利が敷いてあります。

タマリュウを庭のあちこちに植え始めたのはこの頃で、その時はまだどんどんと広がって手入れが大変になるといった認識はありませんでした。

こちらは2015年6月に一部手直しを行った時点の写真になります。作業前の段階では整備を行った時に石の周りにあった化粧砂利がタマリュウの侵略を受けて埋もれてしまっています。

この写真はその時の手直し後の状況になります。タマリュウに埋もれてしまった化粧砂利を撤去した後、石の周囲には少し大きめの玉砂利を敷きました。

こちらが今回の作業途中の状況になります。まず大きな石を別の場所に仮置きした後、タマリュウの中に埋もれて見えなくなっていた石の周りの玉砂利を撤去します。それなりの大きさの玉砂利でしたが、タマリュウの根元に入り込んでしまって見えないため手探りでの撤去です。

また、庭石と呼べるほど大きな石ではないものの、これでも小さなもので20キロ程度、少し大きなものは40~50キロ程度の重さがありますので、位置や向きを変えるのも重労働です。

まずは手前側の作業後の状況です。タマリュウの中央に置いていた石は端に移動させました。また奥側には円形の石などを並べ、そこに先程の作業で撤去した玉砂利を入れました。

ここは石で囲まれた場所にしましたので、タマリュウの侵略もある程度は防げるのではないかと思います。尚、この円形の石は昭和の時代に使われていた石臼で、植木鉢を載せる台として使用するつもりです。

今回の作業は1日では終了しませんでしたので、こちらが2日目の作業途中の状況になります。

石などの配置や向きなどを決めた後、砂利敷きの部分にまで伸びていたタマリュウを撤去した段階です。先ほどご紹介した手前側と同様に中央に置いていた大きな石は端の方に移動させました。

手前にある石の横に置いているのは昭和の時代に使用していた火鉢で、元々は暖を取るための道具でしたが、今は本来の目的で使用することもないため、底にドリルで穴を開けて植木鉢として活用しています。

こちらが作業終了後の状況です。敷砂利側に伸びていたタマリュウはかなりの量を撤去しました。また石を移動させた跡の穴には畑の土を追加してタマリュウを植えています。

まだタマリュウの隙間から土が見えている箇所が多く、見た目にはあまり良くありませんが、来年の春には広がってそれなりの状態になるのではないかと思います。

こちらは先程ご紹介した手前側を別の角度から撮影したものです。石臼の上には植木鉢を配置しました。その奥に写っている簾(すだれ)に囲まれたところは妻が育てているメダカになります。

この簾の中には金魚鉢が置いてあり、その中でメダカは飼育されていて、簾は野良猫やカラスからメダカを守るために設置しているものです。

最後の写真が作業前の状態と比べるために同じ角度から撮影したものです。広がり過ぎていたタマリュウが無くなってかなりスッキリとした印象になったのですが、こうして写真で見ると雰囲気的に違いが感じられないのが残念なところです。